2017年09月01日
訃報は突然知らされることが多く、準備もできず、悲しい気持ちとあいまって動揺する人が多いです。社会人ともなれば、お付き合いの範囲も広がります。いつ葬儀に参列してもいいように注意する点をおさえておきます。葬儀の参列者の注意する点は、3つです。
服装、先方の宗教、葬儀の日時と会場をチェックします。参列者はどの宗教、どの地域においても大きな違いはありません。遺族よりも格が上にならないように注意します。ブラックフォーマルを着用するのが基本です。男性はブラックスーツにワイシャツは白、ネクタイと靴下は黒です。
ネクタイピン、カフスボタンはつけません。女性の場合は、黒のワンピースやアンサンブルなどのブラックフォーマルです。肌をなるべく見せないようにするため、夏でも7分丈以上の袖のものを着用します。スカートは立ったり座ったりがしやすく、座った時に膝が見えない程度の長さのフレアスカートが動きやすいです。
メイクは控えめにし、髪はすっきりとまとめます。ストッキングは黒です。寒い場合はコートを着用しますが、受付の手前で脱ぎます。殺生を連想させる革のジャンパー、型押しの靴やバックは避けます。先方の宗教を確認します。
宗教によって香典袋も異なるからです。わからない場合は御霊前が無難です。仏教の場合は焼香を行いますが、キリスト教は献花で、神式は玉串を捧げます。会場に行って戸惑わないように確認しておきます。通夜、告別式に遅刻するのはマナー違反なので、日時と会場をきちんと確認します。